茶会に飾る茶花(ちゃばな)より始まる当流派は
茶道の「おもてなし」の精神を取りいれ、ときには華やかに、ときには穏やかに、
相手を気遣うこころを表現するため、先人たちは研鑽を積み、
伝える事で洗練され現代へと受け継がれてきました。
その意図を守りながら現代人の生活環境に合った「いけばな」の新しいカタチにも挑戦し、
今を生きる方々にお花の魅力に触れていただければ嬉しく思います。

渡部一溪